こんにちは!ライターのとみえみさとです。
あなたは自分で作れる料理のバリエーションに満足していますか?
かくいう我が家もカレー・何かの炒め物・餃子が月に何度も出てくるので、代わり映えのないメニューに飽きてしまっています。
そんな時には、料理人考案のまかない料理を作ってみましょう!
まかない料理とは、一般的にプロの料理人が他の従業員向けにササッと作る料理を指します。
つまり、料理人が考案したまかないレシピなら、短時間でプロの味を再現することができるため、献立のバリエーションを簡単に増やすことができるのです。
今回は、和食料理人歴30年・寿司職人歴20年の父親から、自宅でも簡単に作れるガッツリ系のまかない料理を6品伝授してもらいました。
実際に料理人が作っているまかないレシピで、いつもの献立をプロの味に変身させてみましょう。
レシピの監修 | |
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寿司・一品料理「鳴海」料理長 富江金人 |
料理人考案!絶品まかない飯6選
1.油揚げの蒲焼き
2.鮭のバター醤油丼
3.昔なつかし鯖カレー丼
4.シャキシャキレタスのチャーハン
5.野菜たっぷりパスタサラダ
6.あんかけチキンオムレツ
まとめ
料理人考案!絶品まかない飯6選
冷蔵庫にある食材を使った、自宅でも簡単に作れるまかないレシピを6品紹介します。
1.油揚げの蒲焼き
油揚げ 1枚 |
A醤油 |
A砂糖 |
(Aは市販のうなぎのタレで代用可) |
1.油揚げは熱湯をかけて油を抜き、クッキングペーパーで余分な水気を切る
2.油を引いていないフライパンに、油揚げを入れて表面に焼き目をつける
3.Aを混ぜて作ったうなぎのタレを入れて油揚げになじませる
4.タレが焦げない程度に絡んだら、火を止めて皿に盛り付けたら完成!!
油揚げを調理する時は、しっかりと油を抜いておきましょう。
うなぎのタレは焦げると苦味が出てしまうので、こんがりしてきたらすぐに火を止めてください。
完成した蒲焼きはご飯に乗せて丼ぶりにすると、ボリューム満点の1品になります。
とても簡単!若干手抜きすぎる気もするけど。
でも忙しい日はこのぐらい簡単な方が良いと思います。
美味しければ良いんです(笑)
2.鮭のバター醤油丼
ご飯 どんぶり1杯 |
油小さじ1 |
鮭の切り身 1切 |
塩 少々 |
しめじ 1/4株 |
A 醤油 小さじ2 |
A みりん 小さじ2 |
A バター 大さじ1 |
1.鮭の表と裏に塩をひとつまみ振る
2.油を引いたフライパンに鮭の切り身を入れて、こんがりと焼く
3.鮭が焼けたら、一度フライパンから取り出して身をほぐしながら骨を取る
4.フライパンに、石づきを落としたしめじを入れて炒める(油不要)
5.しめじに軽く火が通ったら、ほぐした鮭とAを入れて炒める
6.焦げない程度に炒めたら、ご飯に乗せて完成!!
残った鮭でよく作っているまかない料理です。
鮭の切り身があればご家庭でも簡単に作ることができます。
バター醤油のうまみと、きのこの香りが食欲をそそる丼ぶりに仕上がっています!
鮭は表面がパリッとなるまで焼くと、香ばしさを楽しむことができます。
お好みで薄めのダシつゆを入れ、だし茶漬けにして食べても美味しくいただけます。
バター醤油の味付けは絶対美味しいから反則です!
鮭のうまみとご飯が相性抜群で、期待を裏切らない味でした。
フライパン1つでできるので、洗い物が楽です。
3.昔なつかし鯖カレー丼
じゃがいも 1/2個 |
玉ねぎ 1/2個 |
カレールー 2片 |
鯖の水煮 1缶 |
ご飯 どんぶり1杯 |
サラダ油 大さじ1 |
1.じゃがいもを5mm大に切り、玉ねぎをスライスする
2.フライパンに油を大さじ1杯入れて、中火にかける
3.じゃがいもを入れて軽く炒める
4.玉ねぎを入れて炒める
5.鯖の水煮を煮汁ごと入れる
6.水を60ccとカレールー入れ、弱火で5分間煮る
7.具材とルーを絡める
7をご飯の上に盛り付け、お好みでネギを乗せて完成!!
魚のうまみとカレーのコクが相性抜群の丼ぶりです。
40代、50代の人は鯖のカレーに懐かしさを感じる人も多いのでは?
ボリュームがあるので、これ一品でも満足感が得られます。
鯖の水煮には背骨があります。
柔らかい骨なので食べることはできますが、気になる人はあらかじめ抜いておきましょう。
ガッツリ食べたい時に作りたい丼ぶりでした!
鯖缶なら骨を抜かなくてもいいし、私でも簡単に調理できますね。
4.シャキシャキレタスのチャーハン
レタス 1/4個 |
ネギ 1/2本 |
ウインナー 3本 |
生姜 1片 |
卵 1個 |
ご飯 茶碗どんぶり1杯 |
サラダ油 小さじ1・大さじ1 |
塩こしょう 少々 |
化学調味料 ひとつまみ |
うすくち醤油 大さじ1 |
1.レタスを1口サイズにちぎる
2.ウインナーを輪切り、ネギを小口切り、生姜をみじん切りにする
3.卵を溶いて、ボールに入れたご飯にかける
4.3に油を小さじ1入れてよく混ぜる
5.フライパンに大さじ1の油を入れて火にかける
6.生姜とネギを入れて軽く炒める
7.ウインナーを入れて軽く炒める
8.ご飯とレタスを入れてご飯がパラパラになるまで炒める
9.塩こしょうと化学調味料、醤油を入れて少し焦げ目がつくまで炒める
10.ご飯がパラパラになってきたら、皿に盛り付けて完成!!
男の料理「チャーハン」が簡単に美味しく作れるレシピです。
生姜がアクセントになり、香り高い仕上がりとなっています。
レタスチャーハンは、自分も時間の無い時によく作るメニューです。
ご飯は強火でサッと炒めると、チャーハンらしいパラパラとした仕上がりになります。
レタスのシャキシャキ感を楽しみたい人は、少し大きめにちぎって、火を止める直前に入れましょう。
チャーハンに生姜を使うところがプロですね。
私にはそんな発想がないので…。レタスのシャキシャキ感がクセになります!
5.野菜たっぷりパスタサラダ
レタス1/4 |
たまねぎ1/4 |
卵1個 |
じゃがいも1/2個 |
ベーコン30g |
油大さじ1 |
パスタ40g |
オリーブオイル大さじ1 |
塩コショウ少々 |
1.水と卵を入れた鍋を火にかけ15分茹でる(茹で終わった卵は冷水で冷ます)
2.じゃがいもを1cm角に切り、耐熱容器に入れ電子レンジで3分(500W)加熱する
3.ベーコンを1cm大に切り、軽く炒める
4.パスタ40gを1/3の長さに折る
5.沸騰したお湯にパスタを入れ、パッケージに記載されている時間茹でる(茹で終わったら冷水で冷ます)
6.レタスを1口大にちぎる
7.冷ました卵の殻をむいて、5mm程度にスライスする
8.レタス、じゃがいも、ベーコン、パスタ、卵を混ぜ合わせる
9.オリーブオイル大さじ1、塩コショウを少々入れて混ぜれば完成!!
パスタサラダは主食も野菜も摂れる優れもの。
「自炊したいけど、何品も作りたくない!」という人におすすめです。
そのままでは味が薄いので、マヨネーズやドレッシングなどお好みの調味料をかけてお召し上がりください。
ベーコンのカリカリした食感がお好きな方は、ベーコンを焦げすぎない程度によく炒めておきましょう。
なお、紹介したサラダは固茹でにした卵で作っています。
半熟派の方は、ゆで時間を7~8分に変更して作ってみてください。
懐かしい~!このサラダよく作ってもらってました。
個人的には、マヨネーズをかけて食べるのがおすすめです。
6.あんかけチキンオムレツ
じゃがいも大1個 |
にんじん1/2本 |
A鶏もも肉80g |
A油小さじ1 |
Bコンソメ1個 |
B水40cc |
B醤油小さじ1 |
Bみりん小さじ1 |
塩コショウ少々 |
片栗粉小さじ1 |
卵2個 |
油大さじ1 |
1.じゃがいも、にんじんを1cm角のさいの目切りにする
2.にんじん・じゃがいもを耐熱容器に入れ、電子レンジで3分〜4分(500W)加熱する
3.鶏もも肉を1cm角にさいの目切りする
4.Aをよく炒め、火が通ったら塩コショウで軽く味をつける
5.Aのフライパンに、にんじん・じゃがいも・Bを入れる
6.水10ccで水溶き片栗粉を作り、混ぜ合わせる
7.とろみがついたら火を止めて、皿の中央に盛り付ける
8.卵を溶き、大さじ1の油を入れて熱したフライパンに流し込む
9.卵をかき回し、半熟の状態にしてフライパンを振って楕円形に整える
10.卵を具の上に乗せ、包丁で中央を横一直線にカットする
11.具を覆うように卵を広げれば完成!
お肉と野菜のうまみがギュっと詰まったオムレツです。
具材のとろみがご飯によく絡む、おかずにピッタリの一品に仕上げました。
フライパンを2回使うため少し手間はかかりますが、ぜひ挑戦していただきたいレシピです。
鶏もも肉は、食中毒の原因となるカンピロバクターという菌を持っています。
カンピロバクターを死滅させるため、鶏肉は中心部に火が通るまで加熱してください。
卵を乗せるのは一見難しそうに見えますが、おかずの上にセットするだけなので誰でも簡単にできます。
この料理だけ急に難易度が上がりましたね(笑)
少し難しいですが、普段料理をしない私でも30分で作ることができました。
ふわとろの玉子と具材のとろみが絶品です。
まとめ
今回紹介したまかないレシピなら、プロが作るまかない料理を自宅で簡単に作ることができます。
料理の難易度や目安調理時間を一緒に紹介しているので、その日のやる気に合うものを選んで作ってみましょう。
いつも作る料理では物足りない人、献立のバリエーションを増やしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を書いた人 | |
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とみえ みさと 21歳、滋賀県出身 滋賀を愛し、滋賀に愛されたライター。 |
私がつくるまかないレシピの中で、最も簡単にできる一品です。
超簡単ですが、外はカリッと中はじゅわっとしていて意外に美味しいのです。
さすがに本物のうなぎをまかないで出すことはできないので、なるべくうなぎに近づけるように味付けしています。